体験レポート:京からかみの魅力。伝統と革新が織りなす、住まいを彩るデザイン

匠ブログ

先日京都で京からかみの御朱印帳作りを体験し、千年以上も受け継がれてきた日本の伝統的な文様を摺り込んだ和紙、京からかみの奥深さに触れました。

 

寺院や茶室の襖によく使われる京からかみは、100年以上前の版木と20色以上の越前和紙(鳥の子紙)を使い、一つ一つの文様に込められた意味を感じながら摺ることで、世界に一つだけの御朱印帳を作ることができます。

 

職人の世界はどこも後継者不足が深刻な中、京からかみの摺師には30代や40代の若い職人さんも多く、その技術がしっかりと継承されていることに感動しました。

伝統的な文様の図柄は、絵具(色)の組み合わせによって北欧デザインのようにモダンな空間にも調和し、住宅の襖紙や壁のアクセントとして取り入れることで、日本の伝統工芸とその歴史を身近に感じることができるのではないでしょうか。

 

 

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