住宅実例【和風住宅19】二つの庭が紡ぐ – 和風住宅、自然との調和

匠ブログ

「住宅の実例を通して理想の暮らしをカタチに」

ホームページのブログコーナーでは、住宅の実例をカテゴリ別にご紹介してまいります。お客様の住まいづくりに役立つアイディアやデザイン、工夫をお届け出来ましたら幸いです。

【和風住宅19】

既存の愛着のある庭を残し、和室の窓からながめられるよう配置。外観は切妻屋根の重なりが印象的な平屋の住まい。屋根はすっきりと一文字瓦で。

 

玄関へと続くアプローチは、直線ではなく、緩やかな曲線を描いています。来客を優しく迎え入れます。

 

木小舞天井は大工の技と杢目の美しさの調和があって美しい空間をつくりだします。式台と飾り棚天板を杉の1枚板を浮造り仕様とし、木材の持つ自然な美しさを最大限に引き出しています。

 

既存の愛着のある庭は雪見障子越しに眺め、地窓からは「水鉢のある主庭」を楽しむ。風がとおり、自然を感じることができます。

 

ダイナミックなアガチスの勾配天井。家族が集うリビングダイニングをより一層広く感じさせ、開放的な雰囲気の中で食事や会話を楽しめます。また、空間のアクセントとなっているのが、杉材で造られた造作家具。杉の持つ自然な風合いは、アガチスの天井と調和し、居心地の良さをさらに高めます。

 

朝の身支度など、日々使う洗面スペースは、明るくつかいやすく。障子戸の向こう側から優しい光が。

 

大容量の収納棚を備えた裏玄関。様々なサイズのものを効率的に収納可能。ちょっとした作業スペースとしても活用できるので、DIYやガーデニング用品の収納にも便利です。

 

リビングの大きな窓を開けると、目の前に広がる美しい苔と紅葉のコントラストが印象的なお庭。住む人に癒やしと安らぎを与えてくれます。

 

 

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