ランラン日記vol.16 ランニングでパフォーマンスUP!知っておきたい正しい水分補給と貧血の関係

匠ブログ

こんにちは!設計部の木部です。大学時代は、箱根駅伝に3回出場するなど、陸上に打ち込んでいました。「陸上と建築の仕事を両立したい」そう心に決め、重川材木店に入社しました。現在、日中は設計の仕事に没頭し、朝夕にはランニングの練習に励んでいます。

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「もっと速く走りたいのに、なんだか疲れやすい…」 「練習してもなかなか記録が伸びない…」

もしかしたら、その原因は日々の水分補給にあるかもしれません。ランニングを楽しむ上で、正しい水分補給はパフォーマンス向上だけでなく、健康維持にも非常に重要です。

今回はランニング中の水分補給と貧血の関係性について、ランニング教室の視点からお伝えします。

ランニングと水分補給の密接な関係

ランニング中は、体温が上昇し、大量の汗をかきます。この汗には水分だけでなく、電解質も含まれており、適切な水分補給を行わないと、以下のような悪影響が生じる可能性があります。

  • パフォーマンスの低下: 脱水状態になると、血液の粘度が増し、筋肉への酸素供給が滞り、疲労を感じやすくなります。
  • 熱中症のリスク: 体温調節機能が低下し、熱中症のリスクが高まります。
  • 貧血のリスク: 実は、水分補給の方法によっては、貧血を引き起こす可能性もあるのです。

なぜランナーは水分補給に注意が必要なのか?

ランニング中の身体は、常に衝撃や変化にさらされています。

  • 着地時の衝撃: 走るたびに足が地面に着地する際の衝撃は、赤血球に微細なダメージを与えることがあります。
  • 発汗による血液濃度の変化: 汗をかくことで体内の水分が失われ、血液が濃縮されることがあります。
  • 運動後の急激な水分摂取: 運動後、疲れた状態で大量の水分を一度に摂取すると、血液中のバランスが崩れ、赤血球が壊れやすくなる可能性があります。

ランニングを効果的に楽しむための正しい水分補給方法

ランニング中の水分補給は、こまめに行うことが重要です。

  • こまめな少量摂取: 理想的な水分摂取量は、10分おきに約100mlを目安にしましょう。これは、1回あたり約20mlを5回程度に分けて飲むイメージです。
  • 一度に大量摂取は避ける: 喉が渇いたからといって、一度に大量の水分を飲むのは避けましょう。血液が薄まり、貧血のリスクを高める可能性があります。
  • 適切な温度の水分を: 水分の温度は、10℃程度がおすすめです。冷たすぎる水や温かすぎる水は、胃腸に負担をかけることがあります。

練習効果を最大限に!水分補給のポイント

ランニングの練習効果を最大限に引き出し、健康的にランニングを楽しむためには、以下の点にも注意しましょう。

  • 練習前からの水分補給: 練習の30分~1時間前にも、コップ1杯程度の水分を摂っておきましょう。
  • 練習中の補給場所とタイミング: 練習コースに給水所がある場合は積極的に利用し、ない場合は水分を携帯しましょう。
  • 練習後のケア: 練習後もこまめに水分を補給し、失われた水分と電解質をバランス良く補給することが大切です。

まとめ:正しい水分補給で、もっと楽しく、もっと速く!

ランニングにおける水分補給は、パフォーマンス向上と健康維持の両方に不可欠です。今回ご紹介した正しい水分補給の方法を実践し、より効果的で安全なランニングライフを送りましょう!

 

 

 

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