新潟市西区中野小屋 瑞穂祭「地域の建て舞プロジェクト」が地域を笑顔に

匠ブログ

能登半島地震で大きな被害を受けた新潟市西区中野小屋地域。毎年恒例の瑞穂祭に合わせて、復興元年と位置付け建て舞、餅まきを行いたいとお声掛けを頂きました。

子どもたちがつむぐ希望の未来

イベントの中心となったのは、地域の中学生19名による「子ども上棟式」。彼らが協力して6畳間の二階建ての家を組み立てました。完成した二階部分から、イベントにご縁の深い地域の方々よりたくさんのお餅やお菓子まきが行われ、会場は大盛り上がり。特に、隅餅の当たりくじを引いた4名は、大きなお餅を抱えて大喜び。子どもたちの無邪気な笑顔が溢れました。

地域住民の心の絆

イベントに参加した地域の方からは、「昔を思い出したわ」「今日は楽しかった」といった温かい声が聞かれました。しかし、一方で、住まいの修繕や建替えがまだ完了していないという切実な声も。このイベントを通じて、地域住民同士が繋がり、互いを励まし合う姿が見られました。

私たち重川材木店は、地域の工務店としてこのイベントに参加をしました。被災により失われてしまった住まい、そして笑顔を取り戻し、地域全体の絆がまたひとつ深まるきっかけとなりました。私たちは今後も、地域住民の皆様と共により良い日常に向かって進んでいきます。

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